ランニングに適した距離と時間
ウォーキングや水泳などと並んで人気の有酸素運動というとランニングです。ランニングは健康維持や身体のパフォーマンスを高めるために良い運動です。

最近はランニンググッズも出ていて人気は高まりそうですが、ランニングに適した距離や時間について見てみましょう。

目次

ランニングが良い理由

適度なランニングをすると死亡率が低くなるという調査結果があります。これは米国の心臓専門医が手掛けた追跡調査ですが、平均で毎日1キロから4キロほど走っている人は全く走らない人よりも長生きするという結果です。

また適度なランニングをする人は心臓の病気や脳卒中による死亡率が半分近く低く寿命も数年伸びるという結果もあります。ランニングには他にもいろいろな健康作用があります。ダイエット効果があります。有酸素運動で多くの酸素を消費するのでエネルギー源である糖質や脂質が燃焼します。

さらに運動の習慣によって生活習慣病が解消されます。血圧改善やコレステロールのバランスの改善など予防効果があります。また少し心理的な点ですがストレス発散効果もあります。

適度に身体を動かすとセロトニンの分泌が促されます。この物質がよく出るとうつ病対策にもなると言われていますが、それだけにストレス解消に役立ちます。

ランニングに適した距離や時間

初心者であればいきなり長時間ランニングするのは無理でしょう。ですから最初は10分とか20分とかから始めると良いでしょう。距離はそれに応じて変わってきます。走るペースは異なるので距離よりは時間をメインに考えて、それに基づく距離を毎回図ってみると良いでしょう。

注意点として、ランニングは本来有酸素運動ですが、息がゼイゼイ言うほどになると無酸素運動になってしまいます。ですからそこまで無理はせずに、会話しながら走れるくらいのペースで慣らしてみましょう。

慣れてきたら少しずつ時間を増やします。可能なら目標を15分刻みに伸ばしていって、最終的に1時間走れるようにしましょう。順調だとそれで10キロは走れるようになります

ストイックにやればいいわけではない

ランニングが楽しくなってくると、そのうち距離をたくさん伸ばしたり走る時間をかなり長くしたくなるかもしれません。でもがむしゃらに走って身体をいじめ抜けばいいわけではありません。

適度な運動にとどめないと疲労がたまりすぎて返って身体が疲れきってしまうかもしれません。健康維持という観点では、ほどほど疲れる程度がベストです。

まとめ

ランニングは時間を少しずつ伸ばしていくイメージで始めましょう。最初は10分とか20分、30分と10分刻みくらいでOKです。そのうち15分ずつ刻んで1時間を目指してみましょう。そしてペースは会話ができるくらいの状態にキープします。適度なランニングで健康効果をあげましょう。