運動を定期的に行う事は健康維持のために欠かせません。とはいえ運動に慣れている人ならともかく、これまであまり運動をしてこなかった人の場合は注意すべきポイントがいくつかあります。より効果的な運動を生活に取り入れるために意識できる点をお伝えします。

ランニングに適した距離と時間

目次

トレーニング時の注意点1:食前食後のタイミングに気をつける

トレーニング内容は同じでも、どのタイミングで行うかによって身体への影響は変わってきます。基本的に食後すぐにトレーニングをしてはいけません。食べた後は消化器官がフルに活動しています。

食後には少し休むのが良いとよく言われますが、すぐに動いてしまうとお腹の問題が生じやすくなります。消化不良になってしまっては元も子もありません。さらに満腹状態では集中力も乱れます。ですから少なくとも食後2時間はトレーニングしないようにしましょう。

また空腹時も避けるべきです。筋トレなどを空腹時に行うと、身体はエネルギーを得るために筋肉を分解してしまう事があります。筋肉を増やすために筋トレして筋肉が減少したのでは意味がありません。食前食後のタイミングを意識してトレーニングすることが大切です。

トレーニング時の注意点2:早朝や夜は避ける

どの時間帯にトレーニングするかも重要です。朝起きたばかりのトレーニングは血管に問題を起こします。起床時は血圧が低いですが、トレーニングすると血圧があがります。その急激な変化は血管に負担となります。

また夜トレーニングすると体温が上がってしまいます。また脳や身体のテンションがあがった状態になります。その場合は深い睡眠ができません。それはつまり体力回復につながらないということです。ですから朝ご飯を食べてから2,3時間後くらいのトレーニングが理想です。

トレーニング時の注意点3:呼吸に気をつける

筋トレには呼吸も大きく関係します。負荷の大きい運動をする時は呼吸のタイミングが良いと酸素がしっかり取り込まれ、エネルギー源となります。例えば重いものを持ち上げる時は息を吐くとやりやすいです。

逆に戻す時は空気を吸ってエネルギー補給をします。負荷が大きい時に呼吸を止めると酸素不足や血圧急上昇が引き起こされる事があるので注意しましょう。

まとめ

トレーニングをする時は上記であげた注意点を意識しながら行いましょう。食事のタイミングや一日の時間帯、そして呼吸に気をつけること、これらをしっかり思いに留めるとパフォーマンスは変わってきます。