どんな運動をするにしても準備運動は必要です。スポーツ選手はよく入念にストレッチなどをして急な負荷でケガなどをしないようによく準備します。
ウォーキングをする時にも準備運動は欠かせません。何故準備が大切か、どんな準備運動ができるのか見てみましょう。
目次
ウォーミングアップをするのは何故か?
ウォーミングアップをしないと具体的にどんな事が起きるのか見てみましょう。ウォーキングを単なる歩きだと思っていると、意外にケガにつながることがあります。膝が痛いとか腰が痛いとか転倒する事もあります。
日ごろ歩きなれている人ならまだしも、運動不足を解消しようとしてこれからウォーキングを始めるなら、身体がまだ運動に慣れていない状態にあります。ウォーキングは体中の筋肉を使用します。ウォーミングアップをすると筋肉がやわらかくなり温まります。そうなるとケガしにくい身体になります。
ウォーミングアップのやり方:上半身
ウォーミングアップの仕方を説明します。まずまっすぐに立ちます。鏡を使ってやると効果的です。肩や腰が床と平行になるように意識します。その状態で肩を上下したり回したりしてストレッチします。次に腕です。
左腕を右の方にぐっと伸ばします。そして十字になるようなフォームで右腕で左腕を抱え込むようにはさみます。右肘と左肘がちょうど同じくらいの位置にくるようにします。
その状態で右腕を手前に引いて、左腕を右側に伸ばします。上半身は前で両手を組んで背中を丸めたり、後ろで両手を組んでそのまま後ろに引いたりします。
ウォーミングアップのやり方:下半身
下半身の場合はストレッチする箇所がたくさんあります。アキレス腱は正座をしてから片足の膝を立て、その足を上半身で押し倒すイメージで伸ばします。ふくらはぎは片足を大きく前に出しもう片方の足を後ろに出します。
足を浮かさないのがポイントです。その状態で上半身を前に倒してふくらはぎを伸ばします。股関節はあぐらをかいて両足裏を合わせ、両手でつま先を持って腰の方に引きます。そして身体を前傾します。太ももは立った状態から片方の足の膝を曲げます。両手でつま先を持ちあげて伸ばします。
まとめ
ウォーミングアップをしっかりやっておくと不必要なケガの防止につながります。ウォーキングは軽い運動に見えて多くの筋肉を使います。ですから運動不足の人は特に入念なストレッチをして身体を温めてやわらかくしてあげましょう。